ミナサ~ン!コンニ~チワ!
カリフォ~ニアカラ来マシタ、ワタクシジョージイイマ~スネ!
今カリフォ~ニアデハ、写経ガハヤッテマ~ス!
写経ハ、ト~ッテモ心ガ落チ着キ、心身共ニ健康デイラレマ~ス!
ワタクシハ、全世界ニコノ写経ヲヒロメテイキタ~イデ~ス!!
デハ、写経ノ続キヲシテキマ~ス!!
嘘です。
あ、今心の中で「死ねば良いのに」とか、「死刑になってしまえ!!」って思いましたね!!
え?そこまで思ってない?
幼稚園児でも見抜けるようなアホな嘘に対して本気になれない?
いやいや、そんなことおっしゃらずに思ってくださいよ~!
思ってくれないと続きが書けませんから~!
で、何でいきなり「死刑」という単語を出したのかというとですね、今回のブログタイトルにある、
「モリのアサガオ」
という漫画本を最近読みまして、とっても考えさせられてしまったということなんです。
まぁ、簡単にざっくりこの本のことを紹介させて頂きますと、
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主人公である及川直樹は、父親の職場である死刑囚の監視員に就職した。
そこでは、死刑確定の犯罪者が今か今かと死刑になる日を恐怖を抱えながら待っていた。
及川直樹は最初こそ戸惑いはしたものの、少しずつ慣れてきて、死刑囚の世話役をこなしていた。
日がたつにつれ、わずかずつ及川直樹の心に変化が訪れた。
「出来ることなら死刑の日を迎える前に反省して欲しい・・・。」
そういう思いが強くなっていくにつれて、1人、また1人と改心し、反省して死刑を迎えることが出来る人が増えていく。
そうこうしているうちに、死刑囚の中に彼がひそかに憧れを抱いていた一人の青年がやってきた。
渡瀬満である。
彼は幼い頃、両親が酔っ払いに殺害され、殺害した男も酔っ払っていたという理由により、比較的軽い刑に終わったことを恨み、両親殺害の仇討をしたのだが・・・。
月日は流れ、渡瀬満と及川直樹の距離が少しずつではあるものの、近づいてきたある日、直樹の友人から海外旅行へいこうと誘われた。
直樹は海外旅行のため、早速パスポートを作るため市役所に出向いて戸籍謄本を取得したが、彼の出生には・・・。
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すみません、これ以上言うことが出来ません。
これ以上言うとこの本の山場が来てしまいますので、ぜひご自身の目で見ていただきたいです!!
本当にすごく面白くて考えさせてくれて、それでいて心が洗われるって言うか、むちゃくちゃ泣ける内容なんです!
とにかく一見の価値ありです!
んで、死刑制度に対する僕の考えなんですけどね。
今までは「無いより有った方がいいんじゃね~の?」程度にしか思ってなかったんですけどね、この本読んでから更に深く考えて考えて考えてかんg・・・結果、オーバーヒートを起こしてしまいました・・・。
難しいんですよねとにかく!人の命を尊重するには死刑なんて無いほうが良いに決まってる!
けど、大切な人の命を奪ったのなら「人の命の尊重」という言葉に対して、やはりその命を持って償うべきである!
しかし、中には本当に反省している人も居るわけで、その人の死刑を免除したら・・・じゃぁ遺族の思いは?
ってなってくるんですよねぇ・・・。難しいです。
で、それを考えているとですね、最近よく発生する車の事故。
一番最近起こった事をお話させて頂くと、京都の亀岡で発生した事故。
小学生の列に突っ込んで二人が死亡、七人が重軽傷。
運転手は学生の無免許、そして同乗者も同じく無免許。
夜中ずっと走り続けてうっかり居眠り運転をし、そして小学生の列に突っ込んだがほぼノーブレーキ。
事故直後、運転手および同乗者は究明処置をとるどころかぼーぜんと立ち尽くし、更に携帯を取り出しいじくるだけ。
初めて見たとき、なにこれ!?えげつな~!!
って思ってたんですけど、いや、もっと酷いのがマスコミですね。
被害者の名前と顔は平気で堂々と晒すのに、加害者の運転手及び同乗者、そしてその家族の名前と顔は一切出さないんですね~~~~~~~~!!
おかしいでしょ!?いくらなんでもおかしすぎるでしょ!?
被害者の方々はショックもあるからしばらく社会復帰は望めないであろう、立ち直るまでそれなりに時間が掛かると思うから・・・。
それだけならまだしも、アレだけ名前や顔をテレビで流されてちゃ更に社会復帰が難しくならないの!?
プライバシーの侵害とかにならないの!?
被害者の名前や顔はもちろんのこと、家族や親族にまで当たり前のように名前と顔をテレビで流しまくってるのに肝心な犯人の顔や名前は「少年法」によって一切流さないってどうなのよ!?
そりゃ更生する可能性は有るにせよ、やはり僕としてはやってしまったことは事実として受け止めて、尚且つその罪の十字架を背負って生きていって欲しいと思うわけですよ。
それは犯人はもちろんのこと、その子の家族にも同じ十字架を背負って欲しいと思うわけですよ。
この考えって・・・間違ってるかも知れません・・・。
なぜならば、自分自身が加害者でもなければ被害者でもない。
正直に言えば、自分はこの問題に対して何も出来ない人間なんです。でも、それでもおかしいと思う部分がたくさんあるわけなんです。
これが少しでもいい方向へ向かうことを僕は望んでいます。いや、望まない人間は居ないと信じています。
では、また。
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