パチンコの釘

パチンコの話
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前回は「パチンコの確立」についてお話させて頂きました。

今回は「釘」についてです。

 

前回の記事の最後に、

 

「確立制御だけだと店側に大きなリスクがある」

 

と書きました。
では、そのリスクとは何でしょう?

 

それは、

 

「入ってきたお客さん全員が当たりを引いてしまう」

 

です。

 

では、1日でお客さん全員が当たりを引く確立を計算してみましょう。
ここでは計算を楽にする為に、

 

①.すべての台に対し、当選確率1/300、確変は無し。
②.1日でちょうど1,000人のお客さんが入店。
③.すべての台において、1回の抽選で絶対当る。
④.すべてのお客さんが、1回当たった時点で換金する。ただし、500円使ってそれは帰ってこないこと。
⑤.1回のあたりに対し勝った金額は 5,000発 × 1発4円 - 500円 = 19,500円 とする。

 

と言う事にします。有り得ない~~~!こんな店有り得ない~~~!有ったら行きたい~~~!行って打つたびに換金してまた打つのにいいいぃぃぃ!

 

「④と⑤」については、確立の計算には必要ありませんが、後ほど店側の損失の計算をしてみたいと思います。

では始めてみましょう。

 

1人が当たる確立は1/300ですので、これを1日に入店する人数、つまり、え~と、なんて言うのかな・・・。
1/300の1,000乗です。
式を書いてみると、

 

1
─────
300×1,000

 

間違えた・・・。

 

1
────────────────
300×300×300×300・・・これを1,000回

 

ですね。では計算してみましょう。

 

300×300×300×300×300×300×・・・無理~~~!!電卓使ったら即「E」マークが出てくる~~~!!パソコンの電卓使っても50回位から何回かけたか忘れちゃう~~~!!っていうか指つる~~~!!

 

はぁはぁはぁ・・・すみません、取り乱してしまいました。
ちょっとこれでは無理ですので、「②」を少し修正させて頂きます。

 

②.1日でちょうど『10人』のお客さんが入店。

 

有り得ない~~~~~~~~!!少なすぎる~~~~~~!!

ではこれで計算してみましょう。

 

1
────────────────────────
300×300×300×300×300×300×300×300×300×300
(300を10回かける)

 


答え ────────────────
1,771,470,000,000,000,000,000,000,000

 

すんません・・・これ何て言えば良いんですか・・・?
僕が知っているのは「垓」までなんですが。

 

解らなさ過ぎてWikiで調べてみたんですが、

 

「一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、ジョ」

 

垓の1個先のこれは「ジョ(シ)」と読むらしいです。

(すいません、なんか環境依存文字とかいって表示できないみたいなんでカタカナで書かせて頂きました。興味のある方は「日本の単位」もしくは「億兆京」で検索してみてください。)
なかなか面白いことに、日本の単位の一つとして「不可思議」が有るようです。
変な単位ですね。あまり使いたくないです。たとえば会社で、

 

「どっかに1不可思議円落ちてへんかなぁ?」

 

とか言えば、

 

「お前の頭の中身が不可思議じゃぃ!」

 

と言われるに違いありません。まぁ、一生使うことは無いですがね。

 

それにしても途方の無い数値が出てきましたね。僕も全く予想していませんでした。これが1,000人だったら日本の単位で言い表す事が出来るのか?という疑問が沸いて来たのですが、全く関係ない話になってしまいますのでここでは割愛します。

 

さて、話を元に戻しまして「②」の項目が10人から1,000人に変わったとしても、確立の計算上有りえると言えます(天文学的数値になるのは解ってますが)。

たとえどれだけ途方も無い数値が出てきたとしても、一台一台を見ると全て「1/300」なので、現実的に有り得ないとも言い切れないと思います。
しまった・・・こう書いたら上の計算が全て無駄になってしまう・・・。

 

とっとにかくですね!!1,000人が500円の投資で当たりを引いて即換金なんてことになったら、店側の損失が有り得ない金額になってしまいます。

 

では次に、その金額を計算してみましょう。今度は簡単です。単純に「⑤の項目」に1,000をかけるだけです。

 

答えは、19,500,000円

 

約2千万円の損失になってしまいます。
1日で2千万円、月に換算すると、約6億円!!有り得ません。大損害です。このような損害を出してしまうと、取り返しの付かないことになるのは目に見えています。

 

それを避ける為に「釘」の調整が有るわけですが、しかしいくら玉が入りにくいように調整したとしても、最低限玉の入るスペースは空けなければいけません。
まさかいくら今月は赤字だからといって、


なんて釘調整を一台でもしたら、次の日からは誰も寄り付かなくなっちゃいます。

玉が入る以上やはり1/300の確立で当たる、もしくはお客さん全員が玉の入りやすい台に座り、当たりを引きまくられても店側としては厳しい状況に追いやられるでしょう。

 

その為に台を良く見るんだと、あの当時叔父さんが言ってくれてたんですが、肝心の確信については一切答えてくれませんでした。きっと何か知っているはずですが、今となっては聞くすべがもう有りません。仕方ありませんね。

もしくは今から約10年まえだったので攻略に関してはそれほど難しく無かったという可能性もあります。
あの頃のパソコンは「一家に一台」ではなく、企業かお金持ちの人しか持ってませんでしたからねぇ。それが今やテレビと同じ感覚で「一家に一台」から「一人に一台」となって来ています。。

そして最近のパソコンは超高性能!こんな高性能な機械使って裏でなんかやられてもわかりゃしませんって!

 

そもそもパソコンは今から約40年前に出来上がり、わずか半世紀の内にこれほどの進化を遂げました。
インターネットにいたっては元々軍隊が使っていたものを、我々がお下がりとして現在使っておりまして・・・。

 

うぅむ・・・また話がそれてしまった。この癖がなかなか治らない・・・。誰か良い治療薬知りませんか?

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