今回は「パチンコに興味はあるがやったことが無い。」もしくは「最近始めたが良く解っていない。」という方に向けて書いていこうと思います。
ですので、パチプロの方あるいはテレビゲームでパチンコをやった事がある方は、時間の無駄になってしまうので読まない方が良いと思います。
と言う訳で、僕も初心者ですので皆さんと一緒に勉強していきましょう。
なお、今回書く内容は、2011年2月16日に投稿した「人生で2回目のパチンコ」の中に出てきた叔父さんに教えてもらった話です。
「パチンコで当たる確立」
まず始めにパチンコの抽選回数についてですが、台の真ん中に有る液晶画面の数字がある場所に玉が入った時に回転すると、それで1回の抽選を行ったという訳です。
ある場所というのは「スタートチャッカー」です。真ん中の液晶画面のすぐ下に玉が入るところが有りますね。
そこに1発玉が入ると画面の数字がグルグル回り、1回分の抽選を行ったという訳です。
ところで最近コウさんに送ったメールで「スタートチャッカー」を「アタッカー」と言ってしまいました。今調べて間違いに気付いた事をこの場を借りてお詫び致します。
もっと勉強せねば・・・。関係ない話で申し訳ない。
では続きです。
よくパチンコ雑誌などで「通常時 確立315分の1、確変時 75分の1」と書かれているのを目にすると思います。もしくは聞いたことがあると思います。
これは普通に考えて、
「通常時ではスタートチャッカーに玉を315個入れたら、必ず一回は当たる。確変なら75個入れたら一回は当たる。」
という考え方になると思います。
(この先の説明文は例の如く面倒なので「2分の1」を「1/2」で表記します。)
僕もあの当時はそう思っていました。ですがそれは大きな間違いです。普通のくじ引きの場合ですと、
くじの箱(8個のハズレと1個の当たり)
↓
┌───┐
│●○○│
│○○○│ この場合、「●」が当たりとします。
│○○○│
└───┘
これを9人で引いた場合、
1人目「当選確立1/9」
2人目「当選確率1/8」
3人目「当選確率1/7」
4人目「当選確率1/6」
5人目「当選確率1/5」
6人目「当選確率1/4」
7人目「当選確率1/3」
8人目「当選確率1/2」
9人目「当選確率1/1」
となります。当然の如くもし1人目が「●」を引いたら残りの人は何を取ってもハズレです。あるいは8人目まで全員がハズレを引いた場合、9人目は絶対に当たる事になります。
ですがこれがパチンコの場合、
「1度引いたくじは当たりだろうがハズレだろうが必ず箱の中に戻す」
という特殊なルールが存在するため、
1人目 ┐
2人目 │
3人目 │
4人目 │
5人目 全員の当選確率1/9
6人目 │
7人目 │
8人目 │
9人目 ┘
になります。
ということは、たとえ確変に入って当たる確立が1/75であったとしても、毎回券を引くたびにその券を箱の中に戻さないといけないので、たとえ玉を500発入れようが1000発入れようが未来永劫1/75という状態なので、当たりを引く事が無いという可能性が生まれるわけです。これがパチンコ店が儲かるシステムです。
ですがこの確立制御だけだと、大きな落とし穴が有ります。下手をすれば、一夜にして大量のパチンコ店が倒産する危険性があります。
その対処法として「釘」が有る訳です。
しかし今回は「確立についての記事」ですので、続きは次回お話します。
有難うございました。
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